【海外の病院で使える英語フレーズ】症状や痛みを英語で伝えよう

みなさん、こんにちは^^

大阪守口市駅前の英会話スクールのFun Houseファンハウスです。


本日は【病院で使える英語表現】をご紹介します。

海外ではできれば病院のお世話になりたくありませんが、ケガをしてしまった、熱が出てしまった、突然歯が痛くなった…などなど、病院に行かなければならないことは多くあります。

日本語が分かる先生がいれば良いのですが、そうでない場合がほとんどです。体調が悪くなってから、英語でどのように説明すれば良いか考えるのは予想以上につらいです。

今回の記事では、病院で使える英語表現をご紹介します。これをきっかけに表現を確認し、いざというときに備えておきましょう。

海外の病院事情

海外の病院事情は、日本のそれと大きく違います。アメリカやヨーロッパ諸国、ニュージーランドなどの国では「ホームドクター」と呼ばれる制度があります。

ホームドクターは、何か不調を感じたときに最初に相談する医師のことで、住所登録をすると役所からホームドクターのリストが渡されます。その中から、信頼できる医師を自分で選択するのです。

専門医療機関や病院は、ホームドクターの紹介状がないと行くことができません。

日本では患者自身が内科や外科など自由に受診できますが、ホームドクター制度ではそれが制限されています。

旅行や留学、赴任の場合はホームドクター制度は適用されないので、自分で病院やクリニックを探して予約する必要があります。

ホームドクターがおらず、来院履歴がないと予約が取りづらくなっています。加えて、海外(特にアメリカ)の医療費は大変高額なので、たとえ数日間の海外旅行でも必ず保険に入るようしましょう。

保険に入っていると、保険料だけでなく、現地の病院を見つけてくれるサポートをしてくれることもあります。

余談ですが、アメリカの高額な医療費の影響は甚大です。

軽い風邪や腹痛の場合は病院に行かず、市販の薬で様子を見る、具合が悪くなってきたら urgent care と呼ばれる急病診療所に行って処置をしてもらうアメリカ人も多いです。

さらに、救急車を呼んでも高額な医療費が請求されるため、必要があっても救急車を呼べない人もいます。これは深刻な社会問題となっているのです。

病院で使える英語のフレーズ

では続いて、病院で使える英語表現をご紹介します。こちらの表現をベースに、ご自身の体調に合わせて文章を作ってみましょう。

予約を取るときの英語

病院の予約を取る場合、海外ではドクターの予約を取る(約束を取り付ける)なので make an appointment を使います。

Hello. I would like to make a doctor’s appointment.
もしもし。診察の予約をしたいのですが。

I will be available next Tuesday at 5 pm.
来週火曜日の午後5時でしたら伺えます。

I need to reschedule my appointment with Dr. Smith.
スミス先生との診察予約の日時変更したいです。

I have a dentist’s appointment today.
今日は歯医者の予約があるんだ。

診療科に関する英語

内科医… physician
外科医… surgeon
小児科医… pediatrician
歯科医… dentist
整形外科医… orthopedic surgeon
眼科医… ophthalmologist/ eye doctor

診療科はこのように少し難しい単語になりますが、一度病院にかかると先生の名字 (Dr. Smith, Dr. Wiggins など) で呼ぶようになります。名字も覚えておくようにしましょう。

「痛み」を表す英語

最も多い症状が「痛み」です。痛みも様々な表現があります。一般的なものから部位によってちがうものまでありますので、一緒に勉強していきましょう!

一般的には ache を使います

よく耳にすることがあるのがこの “ache” です。

頭痛… headache
腹痛… stomachache
歯痛… toothache

●例文

I’ve had a headache since Friday.
金曜日から頭痛がします。

hurt を使う場合

“hurt” という単語もよく使います。”hurt” は身体的な傷害やダメージによって生じる痛みを表し、怪我をした場合、手術後に手術部位が痛む場合に使用されます。

また、”hurt”は心理的な苦痛を表す場合もあります。

My back hurts around here.
背中のこの辺が痛いです。

ドクターとのやりとりで使われる表現もあります。

Does this hurt?
これを触ると痛いですか?」

On a scale of 1 to 10, how much does it hurt?
1から10までの間でどのくらい痛いですか?

「鋭い痛み」を表現する場合は sharp pain

She has sharp pain in her knee.
彼女は膝に鋭い痛みがあります。

「のどの痛み」を表す場合は sore

I have a sore throat.
のどが痛い。のどに痛みがあります。

代表的な症状を表す英語

病院に行く時に痛み以外にもドクターに症状を伝える必要がありますよね。

発熱している場合、鼻水が出る場合など、痛みを伝えるだけでは不十分なこともあります。

症状を伝える英語表現をご紹介します。

基本的には 「have + 症状」で説明することができるので、覚えておいてくださいね!

●症状を伝える英語例文

What kinds of symptoms do you have?
どのような症状がありますか。

I have a fever of 38 degrees.
38度の熱がある。
*日本ではセ氏 (Celsius) 表記ですが、アメリカではカ氏 (Fahrenheit) 表記になります。気をつけましょう。

I have a runny nose.
鼻水が出ます。

I have diarrhea.
下痢をしています。

I keep coughing.
咳をし続けています。

薬に関する英語表現を覚えよう

次に薬に関する英語表現です。

海外でも診察してもらった後に処方箋を持って薬をもらいに薬局へ行きます。ドラッグストアなどでもらえることが多いです。

●薬に関する単語

薬局… pharmacy
錠剤… tablet
カプセル剤… capsule
痛み止め… painkiller/ pain reliever
解熱剤… fever reducer

薬に関する英語例文

I need to go to the pharmacy to get my medicine.
薬をもらいに薬局へ行かないと。

Do you have your prescription?
処方箋はお持ちですか。

These are the tablets for 5 days.
5日分の錠剤になります。

Please take two capsules after each meal.
毎食後2カプセル飲んでください。

You don’t need to take a fever reducer if you don’t have a fever.
熱がなければ解熱剤は飲まなくて良いですよ。

病院に行っても困らないよう、日頃から準備しておこう

海外で病院にかかるのは大変心細く、不安ですよね。

いざというときに備えて、出国前にしっかり練習しておきましょう。

何よりも海外に行く際は保険に入るのを忘れずにしましょう。

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