みなさん、こんにちは^^
大阪守口市駅前の英会話スクールのFun Houseファンハウスです。
インドで最も有名なお祭りと言ってもいい『ホーリー』について書きたいと思います。
みなさんは「カラーラン」ってご存知でしょうか。
色とりどりの色粉を浴びながら走るファンランニングイベントで、このカラーランのヒントになったと言われているインドのお祭りが実は『色のお祭り ホーリー (Holi) 』なのです。
2024年のホーリーの日程は3月25日です!
もうすぐですね!
ヒンドゥー教のお祭りであるホーリーですが、今や宗教に関係なく世界のいろんなところでお祝いされるお祭りです。
インドのお祭りの中でも、ディワリよりもしかしたら有名なお祭りかもしれません。
ホーリーの重要な儀式 Holika Dahan
色粉を掛け合うお祭りがホーリの大目玉ではあるのですが、その前日に実は大事なお祝いの儀式があります。
実はホーリーって2日間にわたるお祭りなんですね!
その儀式は「Holika Dahan」と呼ばれ、ヒンドゥー暦のPhālgunaという月の満月の夜に始まります。
Holika DahanはChotti Holi(ヒンディー語でちっちゃいホーリー)なんて呼ばれ方をしたりもします。
大抵グレゴリオ暦で2−3月にあたり、2024年のHolika Dahanは3月24日です。
日が沈み満月が現れると、人々は大きく組まれた焚き火に火をつけ、プージャと呼ばれるお祈りを捧げます。
そして焚き火のまわりで歌って踊るのです。
実はこの焚き火、色々と諸説はあるのですが、ある神話が元になっていると言われています。
Holika Dahanの神話『善は悪に勝つ!』ホリカとプラフラーダのお話
ある邪悪な王が権力をふりかざし、臣民に自分を神として崇めるよう強要していました。
しかし、王の息子、プラフラーダはヒンドゥー教の神であるヴィシュヌ神を熱心に信仰し続けており、これが王の怒りを買ってしまったのです。
激怒した王は息子のプラフラーダを殺そうとしますがヴィシュヌ神の加護により守られ、うまくいかないのでした。
(いや・・ここで息子を殺そうとするのもどゆこと?って話ですがインドの神話ではよくある話なんですよね)
そこで王は自身の妹であり、自身をこよなく慕うホリカの力を借りることを思いつきます。
ホリカは火から身を守ることの出来る布を持っていました。そこで王はホリカに、プラフラーダと一緒に焚き火の中に座るように言います。
しかし、結果は息子プラフラーダはヴィシュヌ神の加護によって助かり、ホリカは布を持っていたにも関わらず焼死してしまいました。
ホリカが焼死してしまったことには諸説があります。
急に布がホリカの元から離れてプラフラーダを包み込んだ
実はホリカがプラフラーダを守るために自らを犠牲にして布をプラフラーダに巻きつけた
なんていうストーリーもありますが、真実は分かりません。
とにかく、この神話はヒンドゥー教徒にとって「悪に対する善の勝利」の象徴であり、Holika Dahanではそれを讃えるべく、焚き火と一緒にホリカを模した人形を燃やすのです。
この日だけは無礼講!ホーリー
Holika Dahanの翌朝はいよいよ、みんながお待ちかねのホーリーです。
人々はGulalと呼ばれる色のついた粉を投げ合ったり、顔や体に付け合ったり、はたまた色粉と水を入れた風船を投げつけたり、水鉄砲を打ったりして楽しみます。
家族、近所の人、友人にはもちろん、知らない人同士でも粉を投げ合います。
普段は年齢や上下関係を大事にするインド人も、この日ばかりは無礼講。年長者にも遠慮はしません。
ホーリーの日の午前中は、外に出たら汚れずに帰ってくるのは至難の技!
まして白い服なんかを着てしまった日には「私に色粉を投げて良いですよ!汚れる準備は出来ています!」とでも言わんばかりのアピールをしているようなものです笑
色粉を掛け合う、通称 “Color Fight” は大抵午前中のうちに終わるのですが、午後になってもカラフルになった人々がカラフルになった道をうろうろしていたり。
数日間はホーリーの色粉が顔や体からなかなか取れないままの人も居たりするので、しばらくホーリーの余韻が楽しめます。
ホーリーをカラフルな色粉でお祝いする理由
さて、この色粉を付け合うお祝いの仕方にも、ヒンドゥー教の神話が元になっていると言われています。
クリシュナ神が若い頃、母親のヤショーダに、自分の肌の黒さについて文句を言っていました。
通常、クリシュナ神は肌を青く描かれるのですが、実はあれは黒い肌なのです。
クリシュナが赤ちゃんの頃に、悪魔がクリシュナを殺そうとして毒ミルクを飲ませようとした名残なのだとか。
クリシュナは母に
「友人のラーダはどうして自分よりも肌の色が白いの?」と尋ねたところ
「じゃあラーダの顔に好きな色を塗ってあげたら?」と答えたそう。
クリシュナの母(ヤショーダ)は冗談半分で言ったようですが、クリシュナは母親のアイデアに魅了されます。
クリシュナは母親のアドバイスに従ってラーダの顔に色を塗り、これが国中に広まってホーリーのお祭りになったということです。
なんだかお茶目なストーリーですね♪
ホーリーに関連する英語表現を学ぼう
Holi will be celebrated on 25th March this year and Holika Dahan will be observed on the day before.
今年の3月25日にはホーリーのお祝いが、そしてその前日にはホリカ・ダハンが行われます。
Holi is known as the Festival of Colours.
ホーリーは「色のお祭り」として知られています。
People light bonfires and perform puja after sunset the day before Holi.
ホーリー前日の日没後、人々は焚き火をし、プージャ(お祈り)を行います。
On the day of Holi, people throw and smear coloured powder on each other and entire streets and towns turn colourful.
ホーリーの日には、色粉を投げたり、お互いに塗ったりするので、街中がカラフルになります。
例文で使われている単語
火をつける…light
焚き火…bonfire
塗りつける、汚す…smear
インドのカラフルなお祭り『ホーリー』をお祝いしよう!
お祭り大国と言われるインド。その背景にある神話を理解すると、さらに興味が湧いてきませんか?
日本では毎年東京・西葛西でホーリーをお祝いするイベントがあります。
ちょっと遠くて参加は難しいかもしれませんが、機会がある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
色の祭ホーリーの集い~6th Holi Festival in Tokyo ~
※今年は発表がないのでないかもしれません。下記の公式サイトをご確認ください。
詳細▶︎Tokyo Holi Mela
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